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▶︎ ペトロナス大学が超魅力的に見えるんですが

未来のエンジニアを育てるマレーシアの名門大学

マレーシアに位置するペトロナス大学(Universiti Teknologi Petronas, UTP)は、特にエンジニアリング分野で国内外に名を馳せる大学です。1997年の設立以来、石油やガス産業を支える技術者の育成に注力してきましたが、近年では自然エネルギーやサステナビリティ分野にも力を入れています。この大学で学ぶことは、単なる技術習得だけではなく、グローバルな視野を広げ、持続可能な社会に貢献するスキルを身につけることでもあります。


この記事では、ペトロナス大学の特徴や魅力を、筆者が現地で得たインタビュー情報も交えながら、詳しくご紹介します。入試のポイントやインターンシップ制度、学びの環境、学生生活まで掘り下げ、UTPでの学生生活がどのようなものかを具体的にお伝えします。



1. ペトロナス大学の基本情報と学生の多様性

ペトロナス大学は、マレーシアのペラ州に位置しており、首都クアラルンプールから車で約2時間の場所にあります。広大なキャンパスには緑が広がり、静かな環境で学ぶことができます。学生数は約7,000人で、そのうち約15%は海外からの留学生です。特にアフリカ諸国からの学生が多く、中でもナイジェリアからの学生が特に多いです。多様な文化背景を持つ学生が集まるため、国際的な雰囲気が強いのも特徴の一つです。

学生の男女比は60:40で、理系学部に所属する学生が全体の6割を占めています。エンジニアリング学部では、石油・ガス分野はもちろんのこと、近年では再生可能エネルギーや環境保護技術にも力を入れており、エネルギー業界以外にも幅広く応用可能なスキルが学べます。一方で、残りの4割を占めるビジネス系の学生は、エネルギーマネジメントやテクノロジーマネジメントなど、専門性の高いプログラムに取り組んでいます。


2. 入試のポイント:IGCSEとIELTS

ペトロナス大学の入学には、学力と英語力の両方が重要です。特にIGCSE(国際普通教育証明書)は、入試で求められる主要な資格の一つです。理系分野を目指す学生には、数学、物理、化学といった科目での高い成績が必須となります。これらの基礎がしっかりしていることが、エンジニアリング学部での成功に繋がるとされています。現地の教員にインタビューした際にも、「IGCSEでしっかりとした基礎学力を持つ学生は、大学でもリーダー的な役割を果たすことが多い」と語られていました。もちろん日本の高校を卒業された学生も入学資格があります。学校での3年間の成績(GPA評点)が平均値3.0〜3.5をクリアしていれば、入学できる可能性があります。ただし、授業はすべて英語で行われるため、IELTSスコアが6.0以上であることが求められます。(英語のレベルが足りなくても、ファンデーションクラスなど大学0年生課程も準備されていますので入学したいコースの合格値に達しているかを確かめたい方は、是非大学に問い合わせをしてみてください。もちろん、当方にご連絡いただいても確認することはできますよ)



エンジニアリング分野では、技術用語が多いため、専門的な英語力も必要です。大学では、事前の準備として英語に特化したプログラムも用意されており、入学後に語学面で不安を抱える学生もフォローできる仕組みが整っています。



圧巻の図書館
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3. インターンシップ:実践から学ぶ未来の技術者育成

ペトロナス大学の最大の魅力の一つが、充実したインターンシッププログラムです。インターンシップは通常、学士課程の3年目に行われ、約8ヶ月間、企業での実務経験を積みます。この期間、学生は理論で学んだ知識を実践に落とし込み、社会で求められるスキルを磨くことができます。またこの実習期間を経て自分に足りないことを認識した後、補完する授業をさらに最後の一年で学ぶことができます。この辺りの時間軸の設定が絶妙と私は思います。提携する企業は、ペトロナスをはじめとする石油・ガス業界の大手企業が中心です。しかし、近年では自然エネルギーやサステナビリティに特化した企業も増加しており、学生は太陽光発電や風力発電といった分野にも触れる機会があります。インターンシップを通じて、学生は「持続可能な社会の構築に貢献する」ことを実感しながら、次世代の技術者としてのスキルを磨いています。






4. グローバルな視野を広げる交換留学制度

ペトロナス大学では、グローバル教育の一環として、交換留学プログラムが充実しています。主な提携先は、アメリカ、イギリス、オーストラリア、中国といった国々の大学で、世界的に認められた教育機関で学ぶことが可能です。留学期間中の学費はペトロナス大学側が負担する仕組みであり、学生には経済的な負担を軽減した形で国際経験を得る機会が提供されています。

留学中は現地での文化や学問に触れるだけでなく、世界中の同世代と交流することで、国際的な人脈を築くことができます。このプログラムを利用した学生の多くが、帰国後もグローバルな視点を持ち続け、卒業後に国際的なキャリアを築いています。




5. 学生生活:自然と調和した快適なキャンパスライフ

ペトロナス大学のキャンパスは、美しい自然環境に囲まれており、学習に集中できる環境が整っています。敷地内には広大な緑地や湖が広がり、学生たちはこの静かな空間で心地よく勉強に励むことができます。

さらに、学生寮はリーズナブルでありながら快適です。学部生のほぼ100%が学生寮に住んでおり、寮費はなんと半年で1,800RM(約54,000円)という手頃な価格です。寮内には高速Wi-Fiや共有スペース、食堂などが完備されており、生活面での不便はほとんどありません。また、GRAB FOODなどのデリバリーサービスも利用可能で、勉強で忙しい学生たちが手軽に食事を取ることができます。

学生たちはこの環境で、学業だけでなく生活全般にも満足しており、「ここで学ぶことが自分を成長させてくれる」と多くの学生が語っています。




まとめ:ペトロナス大学で未来を掴む

ペトロナス大学は、エンジニアリングやビジネス分野における高度な教育を提供するだけでなく、実践的な学びや国際経験を通じて、次世代を担う人材を育成しています。多様な学生が集まり、互いに刺激を与え合う環境の中で、技術的スキルだけでなく、人間性やグローバルな視野も広がります。

リーズナブルな学生寮や豊かな自然環境は、学生たちにとっての大きな魅力であり、ペトロナス大学での生活は充実感に満ちています。エネルギー業界や持続可能な社会の実現に興味がある方にとって、ペトロナス大学は間違いなく最適な選択肢の一つです。

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