▶︎ マレーシアの学校情報『起業家育成のDWI-EMASはやっぱり魅力的』
更新日:2024年9月17日

さて、記念すべき初めてのマレーシアインターナショナル校コラムはやはりDWI-EMASですね。
以前訪問して以来何度となくコンタクトを取っていたんですが、やっとで再訪問ができました。ここはマレーシアでも随一といっていい、独自の理念や教育プログラムを持っている学校です。
Entrepreneur(起業家)育成を全校方針として掲げており、フィンランド幼児教育
及びイギリススタンダードであるIGCSE取得(セカンダリー教育課程取得)にプラスして「起業家育成プログラム」を実践しています。授業はもとより、学校でE-コマースを運営しており、生徒が提案する商品をサイトに掲載して販売したり、学校の販売コーナーで販売することもできます。また、生徒が考えるサービスや商品に対し、教師がアドバイシングをしたり、外部の関係会社や人材を紹介したりすることもやっています。つまり、幼い頃から商売を教えるわけなんですね。
高学年になると、起業家の方とのコラボレーションで、実際の商品開発にも成果を上げている生徒さんもいるようです。先生方は授業やアドバイシングに集中できるように、クラスの雑務、つまり準備や、スケジューリング、学校と保護者の方との対話等は専門のサポートチームが設置されているとの事で、日本も見習いたい制度と言えます。先生方のキャリアも色々のようです。純粋な教員畑の方もいらっしゃいますが、起業家の方、会社勤めをされていた方など千差万別のようです。学校のカリキュラムを教えるだけでなく、実社会のさまざまなことを幼い頃から教える。IGCSEカリキュラムのアカデミック資格取得は100%試験結果によるものなので、その特徴を上手に利用し、上記起業家育成の実践的授業のコマを増やしています。近年では、国連のSDGsに対応したサスティナブル思想をを起業家授業にプラスするなど、独自のカリキュラムと常に進化させ、それを実践的に教育しているところ、本当にリスペクト以外の何者でもありません。
こんな良質的な学校なので、、近年では日本人の留学生もどんどん増えている模様です。ホームページも部分的には日本語対応されていますので、ぜひ見てみてください。日本人生徒数は50人程度と伺いました。全校生徒は700人弱なので、10%近くが日本人(ある意味最適な比率かとおも思いますが、あまり増えると募集から外れる恐れがありますので、お早めにご検討くださいね)です。

アカデミックの表彰はもちろんですが、そのほかにもスポーツやビジネスなどのいろいろな分野での表彰も行われています。学校に自動販売機を設置し、それでビジネスを行っている生徒さんもいるようです。
YOUNG ENTREPRENEUR X-FACTORという生徒たちのビジネスアイディアを評価するコンテストも毎年行われており、生徒はモチベーション高く毎日を過ごしています。

生徒たちのアイディアを具現化した商品は学校のカフェテリアの横に陳列され、販売されています。もちろん学校が運営するEコマースのACE MARKET STOREでも販売され、すでに100万円を超える売り上げを達成しているものもあるそうです。

そんな画期的な学校でありながら、授業料はこんな感じです(2024年9月現在)。1月と8月の入学スロットがあり、起業家育成クラスと起業家育成に環境保全プログラムを追加したクラスの2クラスがあるようです。途中での移行もできます。2024年9月現在のプロモーション特典として、登録料40%ディスカウント、フィーロック五年があるようです。年々授業料が上がるインターナショナルスクールで、この五年の授業料固定はありがたいシステムと言えますね。(*詳細の確認は必ず学校にご確認くださいね)


*BIOSPHERE(グリーンのカタログ)の方が若干お高めですが、起業家カリキュラムの年間授業料(ブルーのカタログ)はパワープリナープログラム4000RM分が授業料の外に出てますので、これを加えるとさほど変わりません。(起業家プログラムからBIOSPHEREへの移籍は可能です)
では、学校の様子を少し紹介します。
場所はセランゴール州のシャーラム地区に位置しています。ブルーモスクが学校から見えます。屋外グラウンドは狭いながらもバスケットやサッカーなどができる広さです。フットサル用のコートは屋上にもあるようです。奥に見えるネットはゴルフのドライビングレンジです。2023年にオープンしたようです。やはり起業家にはゴルフは必要ということでしょうか(笑)

中庭は子供たちのプレイグラウンドになっています。天井もあるので、雨天でも遊べますね。扇風機が周囲を囲むように配置されています。視察当日は快晴で10時くらいでしたが、そこまで暑くはありませんでした。
教室の中が外から伺えましたが、非常に活気が感じられました。



教室の様子です。低学年と高学年(BIOSPHEREのクラス)の教室です。小学校はそれぞれ自分の教室がありますが、中学校からは授業によって生徒が移動するシステムです。BIOSPHERE用の教室はエコな感じがしますね。

食堂です。給食が3種類提供されます。中華、ウェスタン、菜食の3種類から選ぶことができます。マレーシアは朝食も提供する学校が多く、ここも例外ではありません。左側のドアの向こうは幼稚園や低学年用でしょうか。

プールももちろん完備。屋内マルチパーパスホール、バドミントンコートもありますし、図書館も充実しています。詳しくはこちらのリンクからもご覧ください。


日本人留学生も多くなってきたことからか、カタログも日本語のものが作成されていますので、掲載します。
私どもは決して本校の回し者でもなんでもありません。贔屓目なしに、面白いと思い、今回一番に紹介をさせていただきました。日本の画一的な小学・中学教育に一石どころか大きな石を投じる学校と思います。
授業料もこの内容の中ではコストパフォーマンスが高いと思います。早い者勝ちですので、是非ご検討ください。
以上。情報のご提供でした。実際の留学についてのカウンセリングや、サポートについては提携させていただいている「GFIエデュケーションズ」へご連絡くださいませ。(RE・YOUを見たと書き添えていただけると嬉しいです)
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