コスパを考えると、マレーシアのペラ州イポーが狙いめ?
- Yas 
- 5月4日
- 読了時間: 5分

コスパが高く、安心して子育て・教育ができる国として注目を集めているマレーシア。その中でも、クアラルンプールから車で約2時間、ペラ州イポーに位置する「インペリアル・インターナショナル・スクール(Imperial International School)」は、2019年に設立された英語教育と多言語環境が整った新しいインターナショナルスクールです。
マレーシア留学や母子留学を検討している方、地方都市でのびのびとした教育を求めている方にとって、「穴場」と言える存在です。
Imperial International School(IIS)の基本情報
- 所在地:ペラ州イポー(Ipoh) 
- 設立年:2019年 
- 採用カリキュラム:ケンブリッジ式(イギリス式) 
- 生徒数:約115人(日本人1名) - (80%がローカルで20%がインターナショナルの生徒になります。現在はインド人の比率が多いという情報があります。 
- 教師は100%ローカル、専門性の高い教員を揃えている。 
- 対象年齢:幼稚園(3歳)〜Oレベル(16歳) 
- クラスサイズ:1クラス最大25人までの少人数制  
マレーシア教育移住における「イポー」の魅力
イポーは、KLやペナンと比べてローカル色が色濃く残る、自然と文化が調和した地方都市。その分、
- 生活費がリーズナブル(家賃・食費・交通費など) 
- 空気がきれいで治安も良く、子育てしやすい 
- 国際的な雰囲気とローカル文化のバランスが良い 
といった魅力があり、母子留学や教育移住を考える日本人にとって、注目度が高まっています。
校舎・施設・学習環境
2020年に完成した校舎は新しく、明るく開放的。広大なグラウンドや体育館、図書館、音楽室、アートルーム、ITラボ、カフェテリアなど、生徒がのびのびと過ごせる学習・生活環境が整っています。
幼児から高校生までが同じキャンパス内で学ぶため、縦のつながりやリーダーシップを育てる教育も実践可能です。特に幼児部(Kindergarten)は、モンテッソーリ教育の理念を取り入れた探究型・体験型の学びが特徴です。現在幼稚園は年中2人、年長4人で6人です。まだまだ発展途上ですが、その分しっかりと目が行き届いた教育ができています。

幼稚園

学年が上がると生徒数も少しずつ増えていきます。最大人数は幼稚園15人、小中学校は25人です。
8月からは日本人生徒さんが卒業され、日本人0人の環境になるそうです!
学費(2025年度)
- 幼稚園:8,000〜10,000RM/年 
- 小学校:12,000〜15,000RM/年 
- 中高:16,000〜18,000RM/年 
※入学金、教材費、アフタースクール費用は別途。
(インターナショナル生徒は、マレーシア現地生徒と共通の15ー2500RMの登録料に加え、入学時に9800RMの入学金を支払う必要があるので、留意してください)
➡️ クアラルンプールなど都市部と比べて、かなり良心的な価格設定!
Imperialは、質の高い教育を「コスパ良く」提供しているのが魅力です。
インペリアル・インターナショナル・スクールでは、幼児教育から中等教育まで、ケンブリッジ国際カリキュラムを採用しています。幼児教育では、リテラシー(読み書き)、フォネティクス(発音)、数学、基本的な言語(マレー語、マンダリン)、理科、健康、感情のコントロール、遊びや体育を学びます。小学校では、英語、数学、理科が主要科目で、他にマレー語、マンダリン、グローバル・パースペクティブ、PSHE、ガイドリーディング、音楽、ICTなどがあります。中等部になると、英語は第一言語か第二言語かを選択し、PSHEはブリティッシュの公民教育に変わります。IGCSEでは、英語と数学は必修で、マレー語はローカル生のみ必修です。それ以外は自由選択で、理科を2科目選んでもよいし、美術やビジネス、経済も選べます。
幼稚園の授業は午前中で終わるため、午後は学童保育のシステムを有しています。半日は15:40まで、フルデイ(〜17:00)も選択できます。
課外活動とイベント
学校では、家庭科、パフォーミングアート(演劇など)、科学、アート活動、バスケットボール、ドッジボール、卓球、ボードゲームなどを提供しています。これらはすべて授業時間内の無料アクティビティです。放課後の有料アクティビティとしては、バドミントン、空手、ロボティクス、テコンドーなどがあります。また、校外学習、コンサート、マレーシアのさまざまな祝祭(旧正月、ディパバリ、ハリラヤなど)を祝うイベントも開催しており、生徒たちの多様な文化背景を尊重しています。

スクールバスと通学
スクールバスの利用も可能で、往復で月額600リンギットです。片道利用の場合はより安くなり、バンタイプの車で自宅まで送迎します。最近はこのスクールバスの価格が高騰してきています。
学校からの距離によりますので、詳しくは学校にお尋ねください。


該校にはMentor-Menteeシステムと呼ばれる生徒さんをケアする独特のシステムを有しています。
「Mentor-Mentee(メンター・メンティー)システム」は、生徒一人ひとりに対して専任の教師がメンターとして割り当てられる、個別指導型のサポートプログラムです。
このシステムでは、担任以外の教師がメンターとなり、学期に2回の個別面談を通じて、生徒の学業面だけでなく、感情的・精神的な健康状態も確認します。
面談では、「友達との関係」「先生との相性」「母国の文化が恋しい」といった日常の悩みから、「自分の気持ちをどう表現すればいいか」といった深いテーマまで、自由に話すことができます。
このような取り組みは、生徒が安心して自分の気持ちを話せる環境を整えることを目的としています。
また、メンターからの報告は校長のみが受け取り、内容は機密性が高く保たれます。
ただし、生徒が深刻な悩みを抱えている場合には、保護者への連絡が行われることもあります。
このような「Mentor-Menteeシステム」は、生徒一人ひとりの個性やニーズに応じたサポートを提供し、学業面だけでなく、精神的な成長も促すことを目的としています。
Imperial International Schoolでは、このシステムを通じて、生徒が自分の可能性を最大限に引き出せるよう支援しています。
Imperial International Schoolは5年のまだまだこれからの学校ですが、コストパフォーマンスは高いと思われます。プールや運動場はこれから設備の拡張をしていくという情報があります。
日本人が少なく、また、少人数ということは個々人のケアが行き届くというメリットもあります。
コストパフォーマンスが高いIPOHのインターナショナル校。無料カウンセイングを是非お申し込みください。









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